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美容師なのにどうしてスキンケアを作ったの?
Dec 19, 2024こんにちは、MERAY代表のヤナさんです!
「美容師なのになんでスキンケアブランド作ったの?」とよく聞かれますので、今回はどうしてMERAYというスキンケアブランドを作ったかについてお話ししたいと思います。
元々僕はアトピー持ちのアレルギー体質です。
中学生の頃にある日突然、顔が真っ白になり粉を吹くほどの乾燥肌になったのを今でも忘れることはありません。
その時から化粧水や乳液などの保湿を毎日何度も行わないと、とても人としてまともな生活ができないほどの肌状態に変わってしまいました。
お陰で中学生当時、周りのメンズは誰も興味がなかったスキンケアについての知識や考え方、体験をたくさん積むことができました。
地元が田舎だったこともあり、雑誌に載っているようなスキンケア商品などは取り扱いがなかったため、似たような商品を自分で探し出して自分の肌を実験台に色々と試行錯誤してきました。
その過程で自分の肌は他の人とはかなり状態が異なるということも認識するようになりました。
やはり一人ひとりお肌の状態は違うため、自分に合ったスキンケアのアイテムやその使用方法を確立するのが最も大切というのはこの頃に学んだことです。
◾️美容師の仕事をキッカケに肌が崩壊
しかしそれまでなんとか試行錯誤の上やりくりしてきた自分の肌ですが、美容師として働き始めたことで一気に崩壊への道を歩むことになります。
アシスタントとして入社しましたので、その当時毎日平均で30人くらいの方のシャンプーをしていました。
生活習慣も乱れ、朝は撮影で早い日は6時に出社し、帰りは遅い時で深夜3時とかいう意味の分からない生活をしていました笑
当然睡眠時間はなくなり、食べるものもお金と時間がないので毎日100円マックに助けられていました(インフレ怖い。。)
そんな生活をして半年が経つ頃には痒みにより夜も眠れず、気を失って起きると全身血まみれというような状況になってしまいました。
さすがにこれでは美容師として生きていくこともできないため、まずは生活習慣をできる限り改善して手荒れ、肌荒れに対応するようにしました。
もちろん睡眠時間などは改善できないのですが、食事とスキンケアは改善することができ、その結果肌荒れの状況はかなり改善させることができました!
さすがにアトピーとアレルギーの両方に対して体質改善だけで解決するのは難しいため、ステロイドも同時に使用して症状を緩和していく手法を選択しました。
◾️黄金のオイルとの運命の出会い
この当時にスキンケアの土台として僕に衝撃を与えたのが「ゴールデンホホバオイル」でした。
このゴールデンホホバオイルとの出会いが僕の美容人生を大きく変えるキッカケとなります。
僕自身のアトピーとアレルギーによる血まみれの地獄の体験があったからこそ、ゴールデンホホバオイルの真の力と凄みを身をもって誰よりも体感することができました。
この時にゴールデンホホバオイルに出会えてなかったら、この時点でもしかすると美容師を辞めていたかもしれません。
それくらいの衝撃と結果をもたらしてくれました。
それがMERAYのバタークレンジングへと繋がっていくことを考えると感慨深いものがあります。
◾️『脱ステロイド』で完全に心がおれる
その後なんとか美容師を続けることができ、フリーランスとして独立しお客さまとマンツーマンで向き合うようになり、自分の肌とも本気で向き合うようになりました。
この時に僕は「脱ステロイド」といって完全にステロイドを使用しないで生活することを目標に様々な実験を自分の身体で行いました。
ザッと挙げるだけでも
⚫︎ファスティング
⚫︎漢方
⚫︎塩素除去
⚫︎体質改善
⚫︎スキンケアの徹底的な見直し
⚫︎タラソテラピー
など人から良いと聞けばすぐに試したしネットで色々と調べたりしましたが、脱ステロイドを達成できるような劇的な変化は起こすことができませんでした。
この脱ステロイドを行っている時が正直人生で1番身体的にツラい時期でした。。
もうホント毎日が地獄というか、毎日寝ることができなくて常に痒い。
もう頭の中は「痒い痒い痒い」という言葉で支配されてるほどに他のことが一切考えれない精神状態でした。
今これ書いてる時に当時のこと思い出してるんですけど、本当にツラかったなっていうのがフラッシュバックしきて書いてて泣けてきました笑
もう痒いし、掻いたところが膿んでしまって常に身体中痛くて、首を動かすどころか笑うことすら苦痛で、もはや人として生活することが困難だといえる状態でした。
唯一お風呂に入ってる時だけが痛みが緩和されて少しだけ落ち着ける時間でした。(まあ結局体温上がって痒くなるんですけどね。。汗)
◾️どんな肌状態でも刺激がないスキンケアこそ正義
アトピーやアレルギーで本当の地獄を見た結果、肌に触れるものの大切さを心の底から実感することになりました。
普段は何も問題なくても、少しでも肌が弱っている状態だと刺激を感じたりします。
それは本来お肌にとって刺激があるのだけど、肌の状態によってはそれを実感できないだけで、本当は普段から使用しない方がいいものであること。
肌がどんなに弱っている状態で使用しても刺激を感じないものでないければ本来お肌の刺激になっているのだということを学びました。
お肌が強い方でもお肌に刺激がないものを選択するのがお肌にとって最良な選択なのは簡単に理解できると思うのですが、実際に使ってみて刺激を感じなければ刺激がないと思ってしまうものなのです。
僕はどんな肌質の方でも極力刺激がないアイテムこそが優秀なスキンケアとしての最低限の品格だと考えています。
残念ながら僕が様々なスキンケアを試す中でそういった肌刺激のないアイテムになかなか出会えなかったというのが正直なお話です。
もうないなら自分で作るしかないなというのはありました。
これを言ったら怒られるかもしれませんが、僕自身が心から自分の肌に使いたいと思うものを開発したいというのは当初からありました。
【サンプル数は何百種類にも及びました。。】
お客さまのためと言いつつ、本当は自分が使いたいもの、自分の肌に刺激がないもの、自分の肌が満足できるものを作りたかったというのもまた本音です。
すみません笑
アレルギー数値が健常者の100倍以上ある僕だからこそ、僕の肌で刺激がなければおそらくほとんどの人類にとっては刺激がないものが生み出せる自信がありました。
【アレルギー数値が健常者の100倍以上。。】
だから自分の肌でとことん実験して生み出したのがMERAYなんです。
どんな肌状態、どんな肌質の方でも心から安心してお使いいただけるスキンケアを目指して開発しました。
美容師だからスキンケアを作ったのではなく、僕の肌の弱さから生まれたスキンケアなんです。