Meray Beauty Channel #01 わたしに寄り添うMERAY
はじまる
June 23, 2021
2021–22年の冬にローンチ予定のセレクタブルビューティーブランド・MERAY(ミレイ)。4種類のクレンジングから、わたしにぴったりなものを選ぶことができる、「セレクタブルクレンジング」を販売予定です。
「MERAY Beauty Channel(ミレイ ビューティー チャンネル)」では、MERAY代表の柳本と、プランナーの山本が、MERAYの開発の裏側や、スキンケアのさまざまな疑問について対談でお届けします。
初回の今回は、代表の柳本とはどんな人物なのか、なぜブランドを立ちあげることになったのか、に迫ります。
やなさん = 柳本剛
MERAY代表。都内のヘアサロン2店舗を経て、美容家として独立。2014年東京・表参道に「Lily」をオープン。くせ毛に関する圧倒的な技術と知識を持つ「くせ毛・縮毛矯正の匠」として知られ、髪質に悩む女性達から高い支持を集めている。
あづ = 山本あづさ
MERAYプランナー。フリーランスナレーター。広告代理店で、大手消費財のブランディングを担当。その後、音声メディアのコンテンツディレクターを経て現職。
Meray Beauty Channel #01 暗黒期の負の部分を
解消しようと思って経営を始めた
やなさん
美容室だけでなく美容に関連する事業の経営をしています。
あづ
ヘアケアの商品も手がけてますもんね〜。そもそもなぜやなさんは美容師の道に進んだんですか?
やなさん
実は当時付き合っていた彼女が美容師の道に進むと決めていて、将来2人でお店を持てたらと思い、美容の道に進みました(笑)
あづ
若いですね〜(笑)美容師になったら、経営側になるというのは元々思い描いてたキャリアだったんですか?
やなさん
最初は美容室を経営しようとは全く思ってなかったね。ただ不遇の時代を経験して、その負の部分を解消しようと思って経営を始めたんだよ。
あづ
不遇の時代ってどんな感じだったんですか...?
やなさん
アシスタント時代に、目の前のお客さんを幸せにすることより、売り上げという数字ばかり見ている人が多い状況を目の当たりにしたんだよ。無駄なトリートメント、メニューアップをして、必要ないことも必要があるように見せて売っていたり。トリートメントしても良くならないというお客さんの悩みを聞くこともあったよ。
あづ
お客さんを幸せにしたいって美容師になったのに、その状況見たら幻滅しちゃいますね…
やなさん
実は、お客さんに寄り添ってない美容師がとても多かったんだよね。だから僕は、お客さんをハッピーにしながら、数字も残せる方法を追求したいと思った。
あづ
それはどんな方法だったんですか?
やなさん
自分の欲望ではなく、誰かの欲望を満たすこと。それが最終的に自分の欲望も満たせるってことに気づいたの。だから答えはお客さんの中にしかない。自分がやりたいことをやるんじゃなくて、お客さんの悩みに徹底的に寄り添うことで、感動を提供できるんだよね。
やなさんのサロン 表参道Lily
あづ
美容師だったら、お客さんの髪の悩みを解決して当たり前だと思ってましたが、当たり前が当たり前じゃなかったんですね。
やなさん
そうだね。お客様がどんなことに不満を持っているのかを感じて、負の感情を、技術やサービス、プロダクトを通じて解決するという当たり前を徹底的にやることが大切。
あづ
やなさんの得意分野ですね。
やなさん
そうだよ(笑)自分の強みを生かして、やりたいことを100%やるには、やりたいことができる「場所」と仲間を持つことが必要だと思って、サロン経営を始めたんだ。
Meray Beauty Channel #01 通常の100倍のアレルギー体質
だからこそ、肌が弱い人でも
安心して使える製品に
あづ
お客さんの不の感情に寄り添うのが強みということですが、それはやなさん自身が敏感肌で苦労された経験から生まれたものでもあるんですかね?
やなさん
そうだね〜。僕は、アレルギーの血液検査を受けると通常の100倍も高い数値が出るレベルに肌が弱くて。美容室に入ってからはシャンプーの毎日で、手だけじゃなく、顔も含め全身を掻きむしってしまって、血だらけで起床する日々だったな〜
あづ
血だらけって....
やなさん
それだけ肌に対する悩みとか、製品に対する不満があったので、解決できる方法はないのかというのは、ずっと思ってたことですね。だから製品開発の前提として、できる限り肌が弱い人でも安心して使える製品にしていきたいと思っているよ。
Meray Beauty Channel #01 美容の探求者として、
残す所が「肌」だった
あづ
美容室経営から、セレクタブルビューティーブランド立ち上げに至ったのはどういう経緯なんですか?
やなさん
ヘアサロンを作り、ヘアケアブランドも作りました。髪のあとは体だと思って、ジムの経営もやっているんだけど、全身を美しくしたいと考えると、残すところは肌だなと思ったんですよね。ただ、僕自身が数年前まで肌に関しては素人で、この3年間、肌のことについて猛勉強して、肌って面白いな〜って。歳を重ねるごとに自分の肌の劣化を感じて、女性が美しさを永遠に保ちたいと言っている気持ちも、すごくわかるな〜と思うようになったね。
あづ
男性でも肌が変わってきたな〜って感じるんですね〜!
やなさん
この前も「あれ?スノボで、こんな所にシミできちゃったかな!?」とか思って。初めてできる顔のシミってショックだよね。
あづ
初めてどころじゃないですよ〜こちらは! 何個もありますよ(笑)
やなさん
変化というのはいい意味で変わればいいけど、悪い意味で変わるとやっぱりショックじゃない?美容って心も身体もアップしていくことだと思ってるし、美容にはその力があると信じてるから、美容の探求者として何かできることはないか追求していきたいと思ってます。それが今回のMERAYの立ち上げに繋がってるね。
あづ
初回の今回は、このブランドを作っているやなさんとはどんな人物なのか?なぜビューティーブランドを立ち上げたのか伺っていければと思います。やなさんはMERAYの代表でありながら、美容室の経営者でもありますよね?