Meray Beauty Channel #13毛穴の黒ずみケア4選
September 15, 20212021–22年の冬にローンチ予定のセレクタブルビューティーブランド・MERAY(ミレイ)。4種類のクレンジングから、わたしにぴったりなものを選ぶことができる「セレクタブルクレンジング」を販売予定です。
「MERAY Beauty Channel(ミレイ ビューティー チャンネル)」では、MERAY代表の柳本と、プランナーの山本が、MERAYの開発の裏側や、スキンケアや美容のさまざまな疑問について対談でお届けします。
今回のテーマは「毛穴の黒ずみケア4選」。前回、毛穴の黒ずみ原因についてお届けしましたが、今回はより具体的なケアの方法をお伝えします。
やなさん = MERAY代表、柳本剛
あづ = MERAYプランナー、山本あづさ
Meray Beauty Channel #13肌の休息日を作る
やなさん
メイクをしない。
あづ
えー、めちゃくちゃ非現実的...(笑)
やなさん
1番の正解をいうと、やっぱりメイクをしないになっちゃうよね。あとは、洗顔とかクレンジングっていう落とすケアを毎日すること、そして保湿をすること。かつUVケアをすること。これらができていたら、肌はめちゃめちゃ綺麗な状態になる。
あづ
整理すると、1. メイクをしない 2. クレンジング・洗顔料でしっかり汚れを落とす 3. 保湿をする 4. 紫外線対策をする これら4つですね? 1つずつ教えてください。まず1つ目がメイクをしない?
やなさん
もちろん理想論の話なんだけど、メイクって結局、油汚れを塗っていることになるので、肌のことを考えたら当然塗らない方がいいじゃないですか。メイクをしてるということは、肌に異物を乗っけているということなので、肌が呼吸をしづらくなって負担になるんです。みんな毎日毎日、毛穴を異物で埋める作業をファンデーションでやってるわけなんですよ。
あづ
つらい...そう言われると(笑)
やなさん
みんな毛穴の凹凸をなくすために、毛穴を埋める作業をファンデーションでやってるわけだけど、これが毛穴を目立たせる原因になってしまっている。
あづ
悲しいですね。目立たせないために塗ってるのに、結果それによって目立つ原因にもなっているという...
やなさん
なので、メイクをしないっていうのが1番根本的な改善になりますよね。理想論ではあるけど、これが毛穴を目立たなくするためにできるケアの1つめ。
あづ
リモートでお仕事していて、すっぴんでいられる方は、極力すっぴんでいたほうが、毛穴詰まりを予防することになるってことなんですね。
やなさん
そうですね。だから極力メイクをしない、肌を休ませる日を作ってあげた方がいいと思うんです。
肌にもお休みが必要
やなさん
毎日毎日、毛穴の穴埋め作業するっていうのは、やっぱり肌にとても負担だし、クレンジングや洗顔が甘いと、どうしてもその毛穴にメイクが残ってしまう。そして「残ったメイクが酸化して、黒ずみの原因になってしまうという悪循環」を生んでしまうんです。
あづ
なるほどね。休肝日のように、肌のお休みの日を作るのがいいということですね。
続いて2つめのポイント、クレンジング、洗顔の落とす部分。これは何かポイントあるんですか?
Meray Beauty Channel #13さっぱりしたから
汚れが落ちているわけではない
やなさん
毛穴が目立つ原因である乾燥が起きるタイミングは、主にクレンジング、洗顔をした後なんです。だから前回話したように、落とした後は、いかに肌を乾燥させないかをすごく意識した方がいいんです。
でも、さっぱりな仕上がりのクレンジングを好む方っているんですよね。クレンジングして、さらに洗顔料で洗顔してかなりさっぱりみたいな。ただ、それが落としすぎ、洗いすぎによる肌の乾燥に繋がって、毛穴が目立ってしまうという悪循環を生んでしまう場合がある。気持ち的にスッキリはするんだけど、自分が気持ちいいのと、肌にとって丁度いいというのは違うんです。自分の気持ちいいを優先して、肌が乾燥している方が多いのは、すごく問題だなと僕は思います。
あづ
でも、さっぱりすると汚れがめちゃくちゃ落ちてる感はあるんですよ。でも、さっぱりしたから汚れが落ちている、というわけではないってことですね?
やなさん
ないです。界面活性剤の量が多いと、よりさっぱりしたように感じやすいです。でも界面活性剤では落としづらいメイクも多くてメイクは油分がないと落ちいない。つまりクレンジング力は油分によることころが大きいんです。だから界面活性剤によるさっぱり感と、クレンジング力の相関性はそんなにない。さっぱりした分だけ皮脂を出そうとするので、結局皮脂の分泌が多くなってしまって、その皮脂が酸化して、黒ずみの原因になっていることもあるんです。
あづ
落とすことで乾燥しすぎたり、皮脂を出しすぎるリスクがあるのであれば、スッピンでいる場合、できるだけ洗顔しない方がいいのではという考えも出てきますよね。
やなさん
でも、それは絶対にやめてほしいです。自分の体から、皮脂も毎日分泌されているんですよ。毎日のクレンジング洗顔や洗顔料での洗顔をしないということは、この分泌した皮脂も落とせないってことになっちゃうんです。逆に自分の皮脂で、どんどん毛穴の目立ちや黒ずみを量産してしまうことになる。だからメイクをしなくても、自分の皮脂を適切に取り除くために、クレンジングと洗顔は重要。適度に皮脂を取り除きつつ、乾燥させすぎないという点で洗顔料ではなく、クレンジングでの洗顔がいいと思います。適度な水分と油分を残した状態で落とすということを意識してほしいです!
あづ
すごい情報量と勢いで話されてる気がするんですけど...(笑)
やなさん
美容系のインフルエンサーの人が、「リモートワークでメイクをしなくなったことで、肌が綺麗になりましたか?」っていうアンケートをとった時に「意外にならなかった」っていう意見が多かったんだよね。
「メイクをしてないからクレンジングや洗顔をしていない」という人が結構いたことで、こういう結果になったのではと予想してます。
あづ
なるほどね。水でパシャっと洗うだけになっちゃったと。
やなさん
そう。でもそれじゃ皮脂は落とせないんです。スッピンでいられて、肌を綺麗にできるチャンスなのに、肌を悪くしてしまってるんだよね。ちゃんと皮脂を落とせていないから。
あづ
以前にも、スッピンだったら水洗顔で大丈夫ですか?という疑問について話してる回があるので、詳しく聞きたい方は、ぜひそちらの放送も聞いていただければと思います。
続いて3つめの保湿について教えてください。これもポイントがあるんですか?
やなさん
やっぱり落とす行為をしているので、補う必要もでてきますよね。洗ったときに水分も油分も適度に残すけれども、失われる水分・油分もあるんです。なので適切に化粧水や乳液、美容液で補ってあげることが非常に大事になってきます。
Meray Beauty Channel #13保湿のための
重ね付けはよくない?
あづ
自分の保湿が十分なのかどうかを判断するのって、何か基準とかがあるんですか?
やなさん
ここは難しいんですよね。目安としては、「1. 化粧水だけ」もしくは、「2. 化粧水+クリーム・オイル」などの最低限の保湿だけで「潤っていると感じる」のであれば、十分なんだと思います。
やりすぎるのは良くないですね。
あづ
やりすぎって具体的にいうとどういうことですか?
やなさん
クリームとかナイトパックの中でも酸化しやすい油分系を何層にも重ねるのはやりすぎだと思う。結局油が大量に顔にのっている状態を作ってしまうことにもなる。それが菌の餌になってしまい、肌の刺激になる。さらに酸化の原因になって、黒ずみを作ることにも繋がってしまう。
あづ
よかれと思ってやっていることが、実は逆効果になるのは悲しいですよね...。
そして最後のポイントが、紫外線対策をするということですが、これは単純に日焼け止めを塗るってことですよね?
Meray Beauty Channel #13UVケアをした状態がすっぴん
やなさん
やっぱりUVケアで、1番効果があるのは、直接肌の上に日焼け止めを塗ること。
あづ
これ最初に言っていた、「できることならすっぴんでいた方がいいよ」っていう所と矛盾する気もするんですけど。
やなさん
UVケアをちゃんとした状態がすっぴんですよ、今の常識は(笑)
あづ
そうなんですね! お化粧はしてなくても、UVケアは家でもしておいた方がいいよってことですか?
やなさん
そう。UVケアはスキンケアです。メイクアップじゃないです。
あづ
スキンケアに入るんですね! 常識をアップデートしないとですね(笑)UVケアをすると、どうして毛穴が目立たなくなるんです?
やなさん
紫外線は、たるみやシワに繋がるんだよ。たるみやシワって肌の弾力性が低下することで起こるけど、張りがなくなると凹凸が目立つ、つまり毛穴が目立つことになるよね。
あづ
なるほどね。肌の凸凹を作らないためのUVケアってことですね。
ということで今回は毛穴を目立たなくする方法を4つのポイントでお伝えしました。
1. メイクをしない日を作って肌をお休みさせる
2. クレンジングや洗顔で乾燥させすぎないで汚れを落とす
3. 保湿をきちんとする
4. UVケアをしっかりする
他にももっと細かいケア方法があると思うんですけど、それはまた他の回でお話していきたいと思います。
「これはどうなんですか?」という質問がある方は、ぜひコメントを入れてもらえればと思います。
あづ
前回は、毛穴の黒ずみや詰まりの原因を聞いてきましたが、今回は、どうやったらその毛穴の目立ちを改善できるのか、予防できるのかというところを聞いていきたいと思います。ずばり、どうしたらいいんでしょう!