最近シワについて調べてるんですけど、美肌の三大成分として「コラーゲン」と「ヒアルロン酸」と「エラスチン」という言葉がよく出てくるんです。コラーゲンとヒアルロン酸は聞いたことがあって、なんとなく肌を潤わせてくれそうというイメージがあると思うんですが、そもそもこの３つがなんなのか知らない人、多いんじゃないでしょうか。なので今回はそのお話をしたいと思います。

肌は３つの層からできてますが、何と何と何か、やなさんわかりますよね？

素晴らしい！ コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンは、この三層の中の真皮にある成分です。

それぞれの成分を説明するのに、ひし形が組み合わさってできている網目を想像してもらいたいんですが、その網目の網の部分がコラーゲンです。ヒアルロン酸は、そのコラーゲンの間を埋め尽くしてる、水分をたっぷり含んでるスポンジみたいな存在。

最後ちょっと聞き慣れないエラスチン。これはコラーゲン同士を結びつける接着剤の役割です。なので網目で想像すると、ひし形の各頂点の部分になります。

コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチン、この３つの中で１番多く真皮に含まれているのは、どれだと思いますか？

確かに先ほどの図でみるとヒアルロン酸が多そうに感じますが、実はコラーゲンが１番多いんです。知ってました？

コラーゲンは真皮の約70パーセントをしめています。

そうなんです。あともうひとつびっくりしたことがあります。なんとなくコラーゲンとヒアルロン酸って、どちらも柔らかくて水をたくさん含んでるイメージがありますが、実はコラーゲンは柔らかくないんです！
ヒアルロンさんはイメージ通りスポンジのように柔らかいんですが、コラーゲンは硬いタンパク質で、伸びたり縮んだりせず、引っ張りに強いんです。

私もコラーゲンとヒアルロン酸は、両方プルプルだと思っていたからすごく意外でした。コラーゲンとは反対に伸縮性があるのがエラスチンです。

ひし形の網目同士を繋いでいる頂点の部分が、伸びたり縮んだりしてくれます。だからコラーゲン単体では肌のハリは作れません。エラスチンのしなやかさが肌のハリや弾力を作ってくれています。

エラスチンって言葉はあまり聞き慣れないですが、実はこの子がすごい大切なんだということに気がつきました。

ちなみに化粧品に含まれているコラーゲンやヒアルロン酸って、肌から吸収できるということなんでしょうか。

なるほど。

難しすぎる（笑）。判別は難しいと思いますが、今回の放送で、コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンが何をさすのかはイメージできたんじゃないでしょうか。今後それぞれの言葉を見たときは、菱形のあの部分のことを言ってるんだなと想像していただければと思います！