
Meray Beauty Channel #58通常の100倍以上の
アレルギー体質
March 31, 2025
「MERAY Beauty Channel」は、MERAY代表の柳本と、プランナーの山本が、MERAYの開発の裏側や、スキンケアのさまざまな疑問について対談でお届けします。
今回のテーマは「通常の100倍のアレルギー体質」。MERAY代表の柳本さんが、MERAYを開発するに至るまでの経緯を、今まで抱えてきた肌悩みとともに伺いました。

やなさん = MERAY代表、柳本剛

あづ = MERAYプランナー、山本あづさ
Meray Beauty Channel
#581日で顔が変わった
やなさん

肌よわよわだったからね。
あづ

肌のトラブルは子供の頃からあったんですか?
やなさん

子供の頃はまったく問題がなかったんですよ。それなのに中学生になった頃、1日にして顔が変わっちゃった。ある日突然、学校で顔が真っ白になっちゃって粉を吹くようになってしまいました。鏡を見た瞬間「これは一体何がおこったの?」と思いました。

あづ

それって、発症する原因について何か心当たりはあったんですか? ストレスだったりとかご両親がアレルギーをお持ちだったりとか。
やなさん

正直なところ、全く心当たりがなかったんです。親も肌が弱いということはなかったし、ストレスも特に感じていませんでした。母が喘息だったので、それは同じだったんですが、急に肌が弱くなるのは想定外でした。
Meray Beauty Channel
#58使ってはじめてわかる
スキンケアとの相性
あづ

中学生の頃からアトピーと診断されていたんですか?
やなさん

その当時は病院には行ってなかったの。粉吹いちゃってどうしようって感じで、自分なりに保湿しないでいい状態を保つにはどうしたらいいのか実験が始まった感じ。
あづ

そうなんですね。どうやってスキンケア方法を見つけたり、情報を探していたんですか?
やなさん

当時はまだインターネットもスマホも普及していなかったので、情報源はほとんど雑誌でした。特に男性向けのスキンケア雑誌なんてなかったので、女性向けのスキンケア雑誌を片っ端から読み漁ってましたね。「化粧水でしっかり保湿」とか「乳液でバリア機能を補う」という基本的な知識を女性向け雑誌から学んだんです。
あづ

確かにその時代は、メンズ用スキンケア情報はぜんぜんなかった気がしますね。
やなさん

田舎に住んでいたので、ドラッグストアに並んでいる製品も限られていて、雑誌で紹介される製品と実際に手に入るものには大きなギャップがありました。ネットで気軽に購入できる時代でもなかったから、自分の肌にあうものはなんだろう?と、いろいろ試しながら毎日実験を繰り返していました。

あづ

試行錯誤の日々だったんですね。それから美容師になられるまでは、肌の状態が極度に悪化するとかはなかったんですか?
やなさん

悪化しないように自分の肌で試しながらいろいろなアイテムを使っていました。1日の生活のなかで、途中で追加の保湿がいらない方法というのを見つけていって、なんとかケアしながらやってったって感じかな。
あづ

なるほど。やっぱり、そのベースがあるからスキンケアは何でも試さないとわかんないよねっていう考え方があるんですね。
やなさん

そうだね。あの経験があったからこそ、肌に負担をかけない、長時間保湿できるスキンケアの重要性を実感したんです。そして、その思いが今のMERAYの開発の原点になっています。
Meray Beauty Channel
#58看護師さんでも
見たことがない数値
あづ

本当に肌荒れがひどいという状況になったのは美容師になってからですか?
やなさん

美容学校に通いはじめてから手荒れがひどくなっていました。自分が長時間水に触れているだけで手が荒れることに気づいて、すごく肌が弱いんだと実感したね。

あづ

それでも美容師にはなったわけですよね?
やなさん

そのために上京して美容学校に通っていたので(笑)
あづ

その結果どうなったんですか?
やなさん

美容師になると、水だけではなくシャンプー、トリートメント、パーマ剤、カラー剤と、さまざまな薬剤に触れるようになるじゃないですか。そうすると、今までと比較にならないくらい手荒れをしました。どんどん悪化して、手だけでなく顔や首、腕にも症状が広がってしまったんです。痒みがひどくて、夜は寝られないほどで、朝起きると顔や体が血だらけになっていることもありました。

あづ

そこまで悪化しちゃったんですね...。
やなさん

ステロイドで無理やり症状を抑えてたんだけど、それをやめようと思って脱ステロイドをしたら、余計に状態がひどくなって膿だらけになりました。カサブタになってもそれを引っ掻いちゃうから皮膚の再生が追いつかなくて、ボロボロでしたね。
あづ

その状態で美容師をやっていたんですよね。
やなさん

やっていましたね。見た目も酷くなってしまっていたのでお客様に謝るところから毎回施術がはじまっていました。もう首を動かすだけで激痛だったよ。
あづ

私がやなさんと出会った10年くらい前はそんな状態ではなかったので、なかなか想像がつかないんですが、その状況でいろいろなことをして改善していったってことですよね?

やなさん

結局症状を抑えるためにステロイドをまた使い始めたんです。それからいろいろあり、今はステロイドを一切使わなくていい状態になっているんですけど、その話はまた今度お話しできればと思います。
あづ

なるほど。
やなさん

学生のとき、アトピーというのは一度診断を受けていたんだけど、体が膿だらけのときに、実際どれくらいのアレルギーレベルなのか知りたいと思って検査したんだよね。そしたら通常の100倍以上のアレルギー反応が出たんだよ...。自分の体ってこんなに弱かったんだなと実感しました。

あづ

通常の100倍は相当ですよね。
やなさん

検査結果をSNSで公表した時に、看護師の方から「こんな高い数値見たことないです」っていうコメントがくるくらい、非常に数値が高かったんです。
あづ

看護師さんでも見たことない数値ってすごいですね。
やなさん

肌荒れに非常に悩む人生を歩んできたので、それを解決したくてMERAYを始めたんです。「徹底的に肌負担が少ないクレンジングを作るぞ!」っていうのも、自分が肌のことで苦しんできた過去があるからこその着眼点ですね。
あづ

なるほど。ということで、具体的にどんなことをして改善させたのかについては、また今後の放送でお話ししていきたいなと思っておりますので、アトピーや肌荒れで悩まれてる方はぜひご期待いただければと思います。
あづ
今回は、MERAYを開発するきっかけとなったやなさんの肌遍歴について聞いていきたいと思います。