そうですね。ヘアケアでいうと、頭皮ケア、アウトバストリートメント、スタイリング剤として使えます。スキンケアとしては、乳液、顔全体の保湿パック、毛穴集中パックとして使えます。

実際、成分的にはクレンジングとは言えないくらいなので、色々な使い方ができますね。

ではまず頭皮ケアから。バターはゴールデンホホバオイルが大量に配合されているので、油汚れを落とすのが得意です。油汚れは油で落とすっていいますよね。だからシャンプーでは落とせない、油が酸化した過酸化皮質などを落とすことができます。シャンプーは界面活性剤で汚れを落としているので、意外に油汚れを落とすのが苦手なんです。バターは、頭皮の頑固な油汚れをとることができるから、自宅で簡単に美容室でおこなうようなヘッドスパができます。

人にもよるけど、直接地肌にプッシュするので、10プッシュ前後は使います。結構な量だからコスパはよくないかもね。なので２週間〜１ヶ月に１回くらいの頻度でやるのがいいと思います。

でも、めちゃくちゃ頭皮きれいになるよ。

乾いた頭皮にバターを直接プッシュして、揉み込んで馴染ませます。その後、ちょっとずつお湯をつけて乳化して、１回流します。その後にいつも通りシャンプーするだけ。

ないです！ そこまで細かくやる必要はありません。

現代女性の多くはカラーや縮毛矯正などしているので「何もつけずに乾かすと髪がパサつく」というのはあるあるですよね。乾かす前に何かしらつけた方が髪の毛はまとまります。バターを0.3〜0.5プッシュでいいので、髪の毛全体になじませると、びっくりするくらいまとまります。

そうです。髪が濡れているので、徐々に乳化してバターがのびてきます。だから0.3プッシュでも意外に髪の毛全体にいきわたります。

はい。バターに似たスタイリング剤としてバームがありますが、バームだとふわっとさせたいのにべちゃっとなる。ツヤやまとまりは出るけど、重たさが出てしまう。ふわっとさせながら、艶感、束間、濡れ髪感を出せるのがバターのすごいところです。僕は、極力肌に刺激がないスタイリング剤を使ってますが、その中で過去１番優秀なのがバターでした。

そう。バームはバーム自体の重さでカールが弱ってしまうんですけど、バターは軽いからカールが落ちてこないんです。

乳液や美容クリームとして使う場合は、シンプルに今お使いの化粧水にバターを混ぜて使ってください。化粧水の量が多いと乳液、バターの量が多いと美容クリームになります。

ご自身でこれくらいがいいなっていうバランスをみつけてもらうのがいいと思います。

はい。「全顔パック」の場合は６プッシュ以上顔に塗ってください。たっぷり塗った方が効果は高いです。お肌にのせておく時間は、１時間がおすすめですが、お風呂に浸かっている15〜30分間だけパックするのもいいですね。垂れないので、お部屋の中でパックすることもできます。お肌がめちゃくちゃもちもちになりますよ。

そうです。保湿されるし、普段とれない汚れが落ちる可能性が高くなります。

はい。バターは肌に優しくてマイルドに落とすことができるクレンジングですが、オイルと洗顔料を合わせることで、普段取り除けない汚れをしっかり取り除ける洗顔方法です。詳しくは、「専用の解説ページ」をみてください。

そうだね。肌に刺激がないクレンジングって今まで世の中になかったので、それが画期的なことだね。肌刺激がなければ、これだけ色々なものに使えるというのがスキンケアの面白いところ。