数年前からベビーオイル洗顔ってよく聞くようになったよね。

まずベビーオイル洗顔って、手順がそもそもすごくめんどくさくない？ 皆さん多忙ななかでクレンジングの時間も極力短くしたいと思っているのに、めんどくさい手順を踏んでまでしてするのか。そしてそのめんどくさい手順を踏んでまで肌にメリットがあるのか。ここがポイントですよね。

一旦手順のことはおいておいて、なぜベビーオイル洗顔がいいとされているのかだよね。
まずその名の通り、赤ちゃんに使うオイルだから肌にやさしいよね、と思っている人が多い。しかも洗顔料のように界面活性剤を含まないから、肌にめっちゃやさしいじゃん、と。でも、それがそもそも誤りなんです。

まずベビーオイルをクレンジングに使用すること自体が誤りです。ベビーオイルの成分はミネラルオイルなんですよ。よく鉱物油って言うんですけど、これは炭化水素油のことを指してます。

クレンジングに使うオイルは３種類あって、炭化水素油、エステル油、植物油です。炭化水素油のメリットは、安定性が高いことと、洗浄力が高いこと。でも洗浄力が高いということは、脱脂力が高いということなので、肌負担になるというデメリットにもなりうる。

しかもそんな肌負担が大きいオイルを、洗い流さない人もいる。だから肌トラブルが出てしまうっていうことなんです。もちろん、炭化水素油そのものが全て悪いわけではありません。配合量や種類に気を配れば、メリットが活きる場合もありますが、ベビーオイルはミネラルオイル・炭化水素油の比率が高すぎます。

肌に残ってしまったベビーオイルを、気持ちが悪い人は、洗顔料の泡で取り除きましょうと言われているけど、それって結局、界面活性剤を使うということなんですよね。ベビーオイル洗顔は、界面活性剤を使わないからいいとされてる方法なのに結局、界面活性剤が入っている洗顔料を使うというのは大きな矛盾です。

界面活性剤と炭化水素油の肌負担を考えると、ベビーオイルや洗顔料と比較して、炭化水素油や界面活性剤の配合量が少ないオイルクレンジングを使った方が、肌負担が少ない上に手間もかからずいいんじゃない？ と僕は思います。

実際ベビーオイルを赤ちゃんに塗ってる人って見たことある？

僕は検査で「普通の人の100倍以上のアレルギー数値を持っている」ことがわかっているので、ボディーケア用品とかも、刺激があるのか自分の肌で試すことが多いんだけど「ベビー用・低刺激」と書いてあっても、刺激が強いものもたくさんあるよ。

ベビー用のボディソープ持ってる方いらっしゃったら、それで自分の顔を洗ってみるとわかりやすいと思います。赤ちゃん用＝肌にやさしいっていうのは、勝手な思い込みですね。

どんな化粧品も、あうあわないはもちろんあるんですけど、ベビーオイル洗顔は、圧倒的にあわない人が多いだろうと思います。肌がめちゃくちゃ強い方じゃないと、ベビーオイル洗顔は耐えられないでしょうね。

界面活性剤ってよく槍玉にあげられるんだけど、みなさんが普段使ってる化粧品、日焼け止め、ファンデーション、アイメイクなど、ほとんどの化粧品に界面活性剤はそもそも入ってます。界面活性剤を何十時間も塗ったまま、過ごしてます。

ほとんどの化粧品に含まれているのに、クレンジングの時だけ界面活性剤が悪いって言われるのめちゃめちゃ悲しくない？ 界面活性剤の立場からしたら、なんたる悲劇か（笑）

もちろんです。界面活性剤は、オイルが浮かせたメイク汚れを、肌からひきはがす役割があります。ベビーオイルの場合は、界面活性剤が含まれていないので、メイク汚れをティッシュオフしているんです。でもなんとなくイメージできると思いますが、ティッシュオフだと絶対メイク汚れ、肌に残ってますよね。

もちろんクレンジングでも完全に落とし切れていないこともあると思うけど、圧倒的に残りやすいのは、ティッシュオフした場合です。

そうです。ティッシュオフって、メイクの後にやられる方もいらっしゃると思うんですけど、必要な油分は残しつつ、不要な油分を取り除く役割ですよね。ということは、どうしても一部の油分は肌に残るということなんです。だからベビーオイル洗顔は、めんどくさい上に、肌にとってリスキーな方法だと思います。

考え方自体はすごく素敵なんですよ。肌刺激が少ないものでメイクが落とされたら最高だよねっていう考え方なので。ただ、そこでチョイスしているのがベビーオイル、炭化水素油、ミネラルオイルというのがダメなんです。

そうだよね、結局めんどくさいよね。そのめんどくささを解消しつつ、ベビーオイル洗顔と同じように、極力肌負担がない方法でメイクを落とすにはどうしたらいいのかを考えて作ったのが、MERAYのバタークレンジングなんですよ。

人間の皮脂に１番近いワックスエステルという成分を、１番豊富に含むゴールデンホホバオイルで作ったクレンジングなんです。しかも界面活性剤0.5パーセント以下しか入ってないから、界面活性剤をほとんど使わずにメイクを落とせます。ベビーオイル洗顔のデメリットを全て解消したうえで、ベビーオイル洗顔のいいところを伸ばしきった完全上位互換がバタークレンジングだと思います！

ベビーオイル洗顔の考え方自体はすごくいいけど、ティッシュオフでは物理的に汚れが残ってしまう。僕らは極力少ない界面活性剤で、肌からメイク汚れを引き剥がすことによって、使いやすさも実現しています。

現代の人々にとって使いやすく、かつ肌にとって１番刺激のない方法ってなんなんだろう、を追求したのがバタークレンジングです。

ベビーオイル洗顔も、ベビーオイルつまりミネラルオイルじゃなくて、肌負担が少ないホホバオイルだったらいいわけですよ。でも結局ティッシュオフしないといけなくて、メイク汚れが残ったり、顔がギトギトになる問題が発生します。だったらそれを全て解決してるバターがベストな解決策だなと思います。